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ITエンジニアの2人に1人は副業経験あり。副業に充てられる最大時間は 「20時間/週」

LAPRAS、ITエンジニア407名の副業実態調査結果を公表

LAPRAS株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役:染谷健太郎 以下、LAPRAS)は、エンジニアキャリアプラットフォーム「LAPRAS」に登録しているエンジニア407人を対象とした副業に関する調査結果を公表しました。

その結果、2人に1人が副業経験があり、エンジニアが副業に充てられる時間は、週20時間未満が上限時間であることがわかりました。さらに、「転職候補先企業に副業で参画することに興味がある」と回答したエンジニアは全対象の71.3%で、副業が転職の入り口として受け入れられていることがわかりました。

※調査レポート詳細はこちら:https://speakerdeck.com/lapras/enziniafu-ye-shi-tai-diao-cha
本調査を引用いただく際は、出所として「LAPRAS株式会社」と明記してください。

調査の背景

近年、政府の後押しもあり副業に対する注目が高まっています。厚生労働省が令和2年に公表した「副業・兼業に係る実態把握の内容等について」によると、副業をしている人の割合は、分析対象者15万9355人中「9.7%」でした。エンジニアでは、副業が進んでいると言われ、様々な調査が実施されています。そこで、LAPRASの登録エンジニアに対して副業調査を実施しました。

調査サマリー

1.副業の経験ありのエンジニアは約55%
転職候補先企業に副業で参画することに興味のある回答者が72%。転職先のお試しとして副業を活用したい意向もみられる。

2.副業に充てられる時間は、「週20時間まで」が上限時間と見られる
3〜5時間が38.1%で最も多く、週20時間未満が95%となった。

3.副業でよかったことの第一位は「新しい経験やスキルの習得」(41%)
副業をやりたい理由の第一位は、「スキルを活用して追加の収入を得ること」(81%)であり、やりたい理由とやってみてよかったことの差がある。*1
*1:やりたい理由の回答者には副業未経験者も含む

調査結果

▼半数以上(55.5%)のエンジニアが副業の経験あり

エンジニアの2人に1人が副業の経験がある結果となりました。高い副業率であることがわかりました。

▼半数の方が知人からの紹介で副業を見つけている

副業をどのようにして見つけているかを聞いたところ、知人からの紹介が約半数となりました。知人からの紹介が主な副業紹介ルートであることがわかりました。

▼副業に充てられる時間は、週20時間までが95%

週にどれくらいの時間を副業に充てられるかを聞いたところ、3〜5時間が最も多く37.7%となった。20時間/週までの方が95%となり、週20時間が副業の上限時間と考えられます。

▼副業をやる目的の第一位は「収入を得ること」だが、副業してよかったことの第一位は「新しい経験やスキルの習得」

副業をやってみてよかったことは圧倒的に「新しい経験やスキルの習得」でした。一方で、副業をする目的の第一は、「収入を得ること」でした。副業をする目的と、やってみてよかったことに差があることがわかりました。


▼転職候補先企業に副業することに興味あるエンジニアが約7割

エンジニアの約7割が転職候補先で副業をすることに興味があると回答しました。転職の入り口やきっかけとしての副業に興味を持たれていることがわかりました。

▼LAPRAS株式会社 代表取締役CEO 染谷健太郎のコメント

「今回の調査では、LAPRASに登録するエンジニアの半数以上が副業経験があるという結果になりました。エンジニアの副業率「55%」は、厚生労働省の令和2年の「副業・兼業に係る実態把握の内容等について」の調査結果である副業率「9.7%」と比べると非常に高い割合です。この結果は、LAPRASに登録いただいているエンジニアは、日頃からGitHubや技術記事などのアウトプット活動に積極的で、エンジニアとしてバリバリ活躍されている方が多いことも影響していると考えています。
本調査で重要なことは、副業に充てられる時間は多くても20時間が上限だということです。副業を依頼する企業としてはこの20時間を一つの境目だと意識しておく必要があるかと思います。
また、副業がスキルの習得の機会ということだけでなく、一部の方にとっては次の転職先候補の実態把握の目的もあることが今回わかりました。副業時の体験が転職の意志決定のファクターになっていくことも今後は増えてくるのではないかと考えています。
そして、何よりも副業は多くの方にとって新しいスキルの習得や経験を得る機会となっています。エンジニアの成長支援と最善の機会の提供を掲げるLAPRASでは、本調査の結果を踏まえ、ユーザーの方へ副業を通した成長や活躍の機会の提供を今後より一層強化してまいりたいと思います。」

※調査レポート詳細はこちら: https://speakerdeck.com/lapras/enziniafu-ye-shi-tai-diao-cha
※本調査を引用いただく際は、出所として「LAPRAS株式会社」と明記してください

調査概要
調査対象:LAPRAS登録エンジニア407名(現在会社員として働いている方)
調査期間:2022年11月14日〜27日(2週間)
調査手法:インターネット調査
実施主体:LAPRAS株式会社

副業希望のエンジニア向けイベント

LAPRASでは副業に興味のあるエンジニア向けのイベントを実施しています。
次回は2023年3月15日 12:00〜「副業エンジニア経験者と積極採用企業に聞く!副業人材が本業と両立して成果を出すためには 【働き方編】」を開催します。

参加申し込みはこちら:https://lapras.connpass.com/event/275962

LAPRAS株式会社について
「すべての人に最善の選択肢をマッチングする」というミッションのもと、AI技術やクロール技術などテクノロジーを用いて既存のマッチングモデルを変革するマッチングテック・カンパニーです。個人に対して最善の選択肢をマッチングする採用関連サービスを提供しています。

<会社概要>
会社名 : LAPRAS株式会社
代表者 : 代表取締役 染谷 健太郎
所在地 :東京都品川区西五反田1丁目26番2号五反田サンハイツビルディング2階
設立 : 2016年5月11日
資本金 :3億8913万8200円(資本準備金を含む)
URL : https://corp.lapras.com/
当社は、個人情報保護法第27条第2項に従って個人情報保護委員会に届け出た上で、採用候補者の個人情報の第三者提供を行っています。